ドル109円半ば、イベント待ちで値動き限定的−豪ドルはGDPで上昇
2017年06月07日

ドル109円半ば、イベント待ちで値動き限定的−豪ドルはGDPで上昇


仲値にかけて109円60銭まで上昇も値幅は28銭にとどまる


米長期金利低下がドルの重し、下値リスクはまだ残る−ドイツ証券


東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円台半ば。米金利低下を受けたドルの下落が一服し、8日に集中している欧州中央銀行(ECB)理事会やコミー前連邦捜査局(FBI)長官の議会証言、英総選挙といったイベントを控え、小動きとなっている。
  7日午後0時48分現在、ドル・円相場は1ドル=109円50銭前後。午前10時ごろに集中する仲値公表にかけて109円60銭まで上昇した後は伸び悩んでいる。値幅自体は28銭程度と、前日の同じ時間帯の半分以下にとどまっている。豪ドル・ドル相場は1−3月期国内総生産(GDP)を受けて、一時5月3日以来の高値となる0.7544ドルまで上昇する場面があった。

  ドイツ証券外国為替営業部の小川和宏ディレクターは、「トランプ大統領の政策アジェンダの停滞など米国債市場の前提条件が年初から変わってきている中、市場では米金利が思ったよりも下がってしまうリスクを意識している」と説明。ドル・円が110円を割り込んできた中で、「短期勢はドル・ショート(売り持ち)に傾いていそうだが、一方で本邦勢は108円から110円は買い場という認識があるのではないか」と指摘した。
  米10年国債利回りは前日、一時2.128%と昨年11月10日以来の安値を付けた。「中国は適切な状況の下で米国債の保有を増やす用意がある」と事情に詳しい関係者が明らかにしたとの報道が材料視された。ドイツ証券の小川氏は、「中国の米国債買い増しの報道で米金利は一段低下したが、中国の真意がわかりづらく影響は図りづらい」と指摘している。

  豪ドル・ドルは約1カ月ぶりの高値圏。1−3月期の豪GDPが前年比で1.7%増と市場予想の1.6%増加を上回った。オーストラリア・ニュージーランド銀行の吉利重毅外国為替・コモディティー営業部長は、「全体としては予想通りだが、賃金の上昇などが好感されたのではないか」と指摘。ただ「多分にドル安の影響も強く、このGDPの結果だけで豪ドル・ドルが0.76ドルを越えるような動きにはなりづらいのでは」との見方を示した。

引用:ブルームバーグ  ←応援よろしくお願いします!
posted by 失敗しないFX at 13:58 | 今日のFX・為替ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする